2週間で10キロやせたッ!

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Re:CREATORS(レクリエイターズ)19話感想!主人公とは!

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※ネタバレをたっぷり含みますのでまだ本編を見てない人はAmazonプライム・ビデオで最新話を見てから戻ってきてください。

 

主人公とはなんなんでしょう!

 

今回やたらと「主人公」という言葉が出てきましたね。

 

全員が主人公のRe:CREATORSレクリエイターズ

主人公同士がぶつかれば、そりゃあ意地の張り合い、

せめぎ合いですわ。

 

おそらく主人公とは

「物語の枠に支えられた作中最強の存在」でしょうね。

あくまで物語の枠という支えがあってこそ最強の存在。

 

だから彼らが現界している現実世界は

物語の中ではないので支えがない。

よって主人公を主人公たらしめる要素が足りなくなってしまう。

そして今週のような結果になってしまうわけですわ!!

 

ほんとに最後まで残ってられるのは誰だ!

 

あと、今回のタイトル

やさしさに包まれたなら

で気づきましたけど

Re:CREATORSレクリエイターズ)のタイトルは

全部歌の題名だったんですね!

 

いや、きっと遥か前に気づいてた人いるでしょうけど。

 

ぼくは今回でやっと気づきました!

 

さあ、それでは気になったところを

振り返っていきましょう!

 

 

1.カロン強えな!

カロン強えなあー!

ギガスマキナの腕切り落としたし。

 

てか鹿屋がギガスマキナの腕切られた時に

痛がってたけど

やっぱり仕組みはエヴァと似た感じなのかな。

となるとやはり鹿屋はシンジ君ということか。

 

いや、それはおいといて

カロン強い。

 

これが主人公の強さか。

 

でも現界して性格が変わっちゃったんですね。

性格が変わったというか溜まっていたものが噴出したというか。

支えがなくなったんでしょうね。

カロンを主人公としていた物語の支えのようなものが。

 

冒頭でも書きましたけど

主人公とは物語の枠に支えられて

はじめて「主人公」になれるのです。

 

単体では主人公ではなく、ただのキャラクターに過ぎません。

  

ただのキャラクターだからこそ

心が折れてしまうこともある。

疲れてしまうこともあるのです。

 

だからあれがカロンの素の姿といえば

素の姿なんでしょう。

 

でもそう考えるとちょっと面白いですね。

普段僕らが見てる物語の中に出てくる主人公も

その物語の枠から外してしまえば

また違ったキャラになるのかもしれません。

 

例えば

「ワンピース」のルフィは

ただのとち狂ったウェイウェイゴムニート

なってしまうかもしれません。

進撃の巨人のエレンなんて、

案外カロンのように疲れたって言ってしまうかも。

わざわざ巨人と戦わなくても

立体機動で作者の諌山さん脅して

あの世界から巨人を一掃してしまえばいいんですから。

 

しかしまあ承認力の問題があるから

事はそう単純じゃない。

カロンは簡単だと思ってたようですが。

 

アリステリア然り、

主人公はちょっと騙されやすいのかもしれませんね。

よく考えたら、カロン、アリステリア、まみか、白亜翔って

元々アルタイルの側にいた人たち

ほとんど「主人公」じゃん!

 

主人公は真っ直ぐに設定されていることが

ほとんどですから、やはり簡単に騙されるのかも。

てか目標を与えられたらそこに向かって突っ走っちゃうんでしょうね。

んで一度、倒す!って決めたら止まれないみたいな。

 

うん、確かに主人公ってそういうとこある。

 

しかし物語の中ではそうやって真っ直ぐ敵に向かっていく主人公も

現実世界では強大な敵に敗れてしまうことがある。

それが次。

 

2.アリステリア退場

死すって書こうかと思ったんですが

厳密には死んだわけではないと思うので

退場にしておきました。

 

最後にセレジアも退場って言ってましたからね。

 

アリステリアの最期めっちゃかっこよかったですね。

 

「私を信じた者がいる限り、

黄金の結末を信じる者がいる限り、

物語は終わらない!」

 

黄金の結末て!

カッコよすぎるでしょ!

 

そして高良田号泣。

そりゃあそうでしょう。

自分がもっと強く設定していれば

退場せずに済んだかもしれないと思うと

後悔もあるでしょうし

単純に自分の生み出したキャラの最期を見た

辛さもあるでしょう。

 

アリステリアの最期はほんとにかっこよかった。

緋色のアリステリアが読みたくなるほどに。

 

3.轟雷活殺コズミック地獄拳!

地獄拳好きだなあ!

なんでもこのセリフ、前回の地獄拳もそうらしいですが

何回も録り直したそうですよ。

うん、確かにコォズミックゥの辺りにこだわりを感じる。

 

アルタイルが

「君の能力はいささかバランスに欠いているな」

とか言ってましたけど

どの口が言うとんねんですね。

 

お前、めちゃくちゃバランス欠いとるやないかい。

 

因果ひっくり返すってなに?

チートやん。

なんでもありやん。

バランス欠いとるやん!

 

マジでアルタイルはどうやって倒すんでしょうね。

やっぱカギを握るのは颯太くんかなあ。

 

4.セレジアーーーー!!

セレジアも退場してしまいましたね。

いや、案外実はカロンが助けて

ギリギリの最終局面で再登場する可能性もありますけど。

 

いや、そうなるとこれまでに退場したキャラ

まみか、アリステリア、セレジア、カロン

全員観客の承認力で復活とかありそうですね。

 

前のセレジアがTwitterらしきものの力で復活

パワーアップしたみたいに。

 

その展開になったら熱いですね。

 

それにしても設定ってえぐい。

セレジアはヒロインでどちらかと言えば

いつもカロンに守られる存在として描かれていたのでしょう。

だからどうやってカロンに一歩届かない。

松原がそう設定したから。

 

あの時の松原はさぞ歯がゆかったでしょうね。

自分の生み出したキャラ同士で戦ってて

さらに自分の設定によってヒロインが追い詰められていく。

 

セレジアが消える前の松原のセリフ。

「逃げろセレジア!もういい!ヒロインも物語もやめちまえ!!」

最高に感動しました。

 

元も子もないんですけどね。

物語があるから、ヒロインだからこそ

セレジアなんですが。

 

それでもそんなもん全部どうでもいいから

セレジアに退場してほしくなかったんでしょうね。

作者と被造物の関係って

ほんとに親子かそれ以上の関係なんでしょう。

 

敵を抑えてる間に自分ごと倒せっていう展開はベタではありますが、

やはりベタにはベタの良さがありますね。

 

最期は爆発して退場していったセレジアですが

松原の言葉を聞けて、

最期にコーヒーと物語を作ってほしいという願いも

伝えることができて

ほんとにタイトル通りやさしさに包まれたなら

って感じでやさしさに包まれつつ退場していったんでしょう。

 

5.今回のタイトル「やさしさに包まれたなら」の歌詞

ようやっと残り3話の段階で

タイトルがすべて歌の題名になっていることに

気づいた僕ですが、

今回の話を見て、

改めてやさしさに包まれたならを聞いてみました。

 

するとやはり今回の話とシンクロするところがありました。

「小さい頃は神様がいて~」のところです。

 

まさにセレジアたちにとっては

物語世界にいた頃ははっきり神様がいたんです。

神様が不思議に夢を叶えてくれた

愛を届けてくれた。

 

でも現実世界には神様はいないんです。

運命を描いてくれる人はいません。

自分たちを絶対の勝利に導いてくれる人はいないんです。

 

「心の奥にしまい忘れた~」のとこも。

 

そう今こそ自分たちで

本当に選択していかなければならない時。

セレジアの選択はああいう選択だったけれども

それは初めて導いてくれる神様がいない、

完全に自分で選んだ選択だったんですね。

 

これからも残されたメテオラたちは

選択していかなければなりません。

自分たちの手で。

以降、彼らがどんな選択をするのか期待して待ちましょう。

 

6.まとめ

いや、もうなんか上の段階でまとまってますけど一応。

 

あと残り3話になったRe:CREATORSレクリエイターズ)。

ほんとに誰が残って、ラストはどう決着が着くんでしょうか。

颯太くんの活躍はあるのか!

セツナちゃんは絡んでくるのか!

ひかゆのさらなる活躍(パンチラ)はあるのか!

 

楽しみに待ちましょう!

 

18話の感想はこちら!

Re:CREATORS(レクリエイターズ)18話感想!ひかゆキター!

 

20話の感想はこちら!

Re:CREATORS(レクリエイターズ)20話感想!アルタイル無双!そして・・・