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【2017年春アニメ】Re:CREATORS(レクリエイターズ)が激面白いので、オススメする理由5つ!

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※ネタバレをたっぷり含みます。

 

個人的に2017年春アニメの中でかなりはまっているRe:CREATORSレクリエイターズ)。

ほんとにおもしろいのでオススメしたい理由をまとめてみました。

 

 

 

1.まず、レクリエイターズってどんなアニメ? 

いろんな世界のキャラクターが一挙に出てくるアニメです。

イメージでいうとスーパーロボット大戦みたいな感じですかね。

本来交わらない作品同士が絡むっていう。

 

僕らが普段見てる漫画、ラノベ、アニメのキャラが現実のものとして現れて、その作者と会って、そこからそれぞれの思惑によっていろいろ立ち位置が変わってくるってお話。

 

王道ファンタジー系のキャラからロボット系、魔法少女、「UNGO」みたいなミステリーのキャラまでいろいろ出てきます。

 

2.OPがかっこいい

曲、映像共にかっこいいです。

OPってみんな1回みて飛ばすと思うんですけど、けっこういろんな情報が込められてるんですよね。

 

今回のレクリエイターズだったらそれぞれの被造物が登場した作品が出てきてたり。

気になるのが最後の方に出てくる時計が6時5分を指してるのがちょっと気になるんですよね。

単純に夜明けであることを示すために入れたのか。

もしくはなにか別の意図があるのか。

 

時計が出てくるときは大体、登場人物たちの流れてる時間の感覚というかそういう時間に関しての違いを表現するために使われることが多いんですが、(例えばはたらく魔王さまのOPとか)今回もそれぞれの登場人物で持ってる時間の感覚は違うでしょうから、そういう意味も込められてるのかもしれません。

 

あとは水ですね。

水面が意味するのは大体、境界線、あっちこっちで世界が違うことを表現するときに使われます。

今回だとあの落ちていく女の子と主人公の男の子は交われないという表現で使ってるのでしょうか。うーん。物語が進むにつれて判明していくかな。

 

3.制作会社がTROYCA

まだ最近できた制作会社ですが、作ってきたアニメの質は高いです。

れまでに「アルドノア・ゼロ」「桜子さんの~」とか作ってます。監督のあおきえいさんがいるのもポイント高いですね。

 

喰霊-零-からのファンなんですが、繊細な演出が多いです。登場人物の心象を描くのが上手いので、作品に感情移入しやすいです。

 

つまりはまりやすい。このレクリエイターズでアニメ制作3作品目ですが、これからも面白いアニメを制作してくれると思うので、制作会社がTROYCAの時点で要チェックです。

 

4.原作・キャラクター原案が広江礼威

ブラックラグーン」の作者広江礼威が原作・キャラクター原案を担当してます。

 

でもブラックラグーンとは全然違う作品です、銃とか剣とか武器はいっぱいでてきますけどね。

やっぱりそこは得意分野なんでしょう。

 

僕は原作広江礼威って知った時点で、だからこの作品が作れたんだなと思いました。

まあ広江礼威に限ったことじゃないと思いますが、漫画の作者やラノベの作者としては一回は自分が作ったキャラと話してみたいものなのかなと。

 

広江礼威はきっとレヴィやダッチ、ロック、ベニー、殺人メイドたちと話してみたかったのかなと。

 

そもそも絶対にクリエイターじゃないとこのアニメは思いつかないと思うんですよね。

作者と被造物が出会って話していっしょに問題を解決するためにがんばるなんて話。

自分がクリエイターで生み出したキャラや世界があるからこそ思いつくお話だと思います。

 

5.ストーリーが秀逸!

基本軸は作者とその生み出した作品の登場人物が出会うということなんですけど、そっからの展開の仕方が面白いです。

 

まず自分の作者を見つけてそいつに自分の世界、つまりは物語世界を改変させてその救いたいと思うやつ、まあこれは普通にいるでしょう。

 

そもそもほとんどの物語世界がだいたい戦争してたり、傷つけあってたりする世界ですから、作者つまりは神を見つけたならそれを改変させようと思う気持ちは至極まっとうです。

またそういった物語世界の正義感を持った主人公キャラなら当然たどり着く結論でしょう。

 

僕が面白いと思ったのはそういう思惑じゃなく、この現実世界そのものを壊そうと思うやつがいるってところです。

またその壊し方が面白い。

物語世界の登場人物たちをいっぱい召喚して、さらに衝突させて、この現実世界に自体に負荷をかけてぶっ壊そうっていうんです。作中だと「大崩壊」って呼んでます。

 

なんで物語世界の登場人物をいっぱい召喚して、衝突させたら世界崩壊しちゃうのってとこなんですが、もともと物語世界の登場人物たちはこの現実世界には当然存在しない人達です。

 

さらに彼や彼女たちは物語世界の特殊能力をそのまま持ち越して現実世界に召喚されています。

なので空を飛べるキャラはそのまま飛べますし、魔法使えるキャラはそのまま使える。

 

でもそれは全部この現実世界の物理法則を無視した現象、能力です。そのため物語世界の登場人物たちがそういった特殊能力を使うたびに、こっちの現実世界の方は彼らの能力に「つじつま」をあわせないといけません。

 

要はその変な現象、物理法則無視状態を受け入れ続けないといけないわけです。

 

PCでいえばずっとバグが起こり続けるみたいなものですね。

些細な量ならエラーとして簡単に処理できるでしょうが、膨大な量になるともう処理しきれなくなるでしょう。

 

それとおんなじことを現実世界に対して行うということです。作中でメテオラというキャラがいうには「この(現実世界)の弾性がどれだけあるかはわからないがいずれ上限をこえて崩壊するだろう」とのこと。

 

この現実世界に弾性があるって発想が面白い。

 

普段は僕らは現実世界をそのまま受け入れてますけど、そこには弾性が存在していて多少の異常は受け入れてるってことです。

 

そっから僕はゴムボールを連想しました。

現実世界とはゴムボールの中の世界で、多少の異常、変形ならゴムだから受け入れられるけど、度を超してしまうと破裂する。

 

なんだかそう考えるとこの僕らが生きてる方の現実世界も、実は誰かが持ってるゴムボールの中の世界、つまり誰かが想像した世界なんじゃないか、とか思えてくるわけです。

 

あのテスラモータースのCEO、イーロンマスクが言っていたように僕らが生きてるこの世界が誰かに想像されたコンピューター上の世界でないとは言い切れないんじゃないかなとかそっからいろいろ妄想が膨らむわけです。

 

そんな妄想までしてしまう人は少ないかもしれませんが、つまりそういった世界の構成ついて言及しているところとそのあり方というか守り方に重きをおいたストーリーがRe:CREATORSレクリエイターズ)の魅力であるということです。

 

6.いろんなジャンルのキャラが出てくる

普通当たり前ですが、一つの作品は一つのジャンルです。

 

ファンタジーならファンタジー、ロボットはロボット、魔法少女魔法少女。それらが交わることは本来ありません。

だけどレクリエイターズでは交わるんです!

 

ファンタジー世界の女の子と魔法少女が戦うんです。

 

かなり苛烈な戦いのお話で活躍してた騎士と「UNGO」や西尾維新の作品に出てくるようなミステリー系の悪役が戦うんですよ!このありえないコラボ、めっちゃ胸熱じゃないすか!

 

ほんと「スーパーロボット大戦」とかカプコンVSマーヴルとかあんな感じです。

 

願わくば現実にある漫画かアニメで出来たら最高でしたけどね。

絶対にあり得ないけど、エヴァのシンジ君とまどマギのまどかがいっしょに戦ったり、

進撃の巨人のエレンとブラックラグーンのレヴィが戦ったり。

かなりいろんな垣根を超えないと出来ないでしょうから、いくら何でも無理でしょう。

でもそんな夢のコラボが味わえるアニメとしてRe:CREATORSレクリエイターズ)はすごく面白いです。

 

7.まとめ

まだまだこれからきっとますます面白くなっていくであろうRe:CREATORSレクリエイターズ)。

今7話まで終わってますが、いよいよ軍服の姫君の正体がわかってきて物語の真相にせまる段階に入ってきました。

まあ1話で主人公の男の子がエピローグ的にしゃべっていたので、ある程度のハッピーエンドにはなるんでしょうけどね。

どんな終わりを迎えるのか今から楽しみです。