※ネタバレを含みますのでまだ本編を見てない人はAmazonプライム・ビデオで最新話を見てから戻ってきてください。
こんにちは!
バカコアラ(@bakakoara1)です。
約束のネバーランド第10話!
ついにノーマンが出荷されてしまいました!!
1.さらば、ノーマン!!
ついにノーマンが出荷されましたね。
エマとの別れのシーンはかなりグッときました。
特に「大丈夫、絶対あきらめないでね」のところは不覚にも涙してしまいました。
まあこれが後半への伏線にもなっているわけですね。
ノーマンへの想いが、というか家族への想いがあれだけ強いエマが自分が死んでしまってもそれでも脱獄を成功させたいと願い、去っていくノーマンの最期の言葉を忘れるはずがないんです。
だからこそのラストのエマの表情ですよね。
2.エマはあきらめたのか?
まああきらめてないでしょう。
さっき書いた通り、それがノーマンの最期の願いでもあるわけですから。
あきらめた振りはママの気をそらすブラフでしょうね。
それにしてもママのエマへの勧誘はなかなか巧みというか、本当にエマのことを想っての言葉でもありつつ、しかし脱獄をあきらめさせようとしてたりと複雑で重い説得でしたね。
あきらめたらそれは楽になるでしょう。
しかも「ママ候補になる」ということはとりあえず自分は死なずに済むわけですし。
でもそれは自分以外の家族は見捨てるということ。
エマにとってそれは絶対に選択できない。
「誰がそんなものに」
このセリフからのママのセリフはなかなか巧み。
さすがはママも元フルスコア。
人の説得にも長けてるということですね。
しかしそれでもエマの心は折れない。
エマの部屋を出る時のママの表情は何を物語っていたんでしょう。
エマを心配している表情にも見えましたけど、本当に脱獄をあきらめたのか?と疑っているようにも見えます。
いや、しかしママも人の子。
あれは本当にエマを哀れに思っての表情としておきましょう。
3.イザベラはあきらめてママになった?
少し脱線しますが、今回のママことイザベラの説得から推測するに、もしかするとイザベラも同じ道を通り、現在のグランマから同じように説得され、イザベラはママになる道を選択したんでしょうかね。
つまりイザベラはあきらめてしまったエマのなれの果てということでしょうか。
だからこそ、エマと自分を重ねて、部屋を出る時の表情に繋がったんでしょうか。
エマの気持ちは痛いほどよくわかる。
でも何もできないこともまた事実。
「あきらめて楽になりなさい。」
この想いはエマに対してのイザベラの真実の愛かもしれません。
少し飛躍するとこういうことは現実世界でもよくありますよね。
途方もない夢を追いかけていばらの道を行くのか、あきらめて楽だけど夢を失った喪失感と暮らしていくのか。
どちらも間違いではない。
でもその選択が自分の信念と反していないかが重要なわけです。
約束のネバーランドに戻ると、エマとイザベラの違いは信念の違い。
エマは家族を何があっても守る。
イザベラはそこまで家族に重きを置いていなかったのでしょう。
しかし家族は愛していたでしょうから、当時の脱獄できなかった無念からママになり、より一層、食用児たちにかつての家族に向けられなかった、救えなかった家族への懺悔も含め愛が深くなり、結果、超家族思いのエマが出来上がったのかもしれません。
エマを作り上げたのは間違いなくイザベラなわけですから、イザベラの後悔や無念の結晶がエマというのもあるのではないでしょうか。
エマに対するイザベラの想いというのも想像すると複雑ですね。
4.まとめ
いよいよ、レイの出荷日となりました。
ということは次回、ついに脱獄か( ゚Д゚)!?
僕は原作マンガも読んでいるので大体あらすじはわかりますが、この脱獄のシーンもアニメスタッフはより劇的に描いてくれることでしょう。
しかしマンガも素晴らしいので未読の方はぜひ。
来週も楽しみです!!
第9話の感想はこちら!
→「約束のネバーランド」第9話感想!ノオォォォーーーーマァァァァァン!!
第11話の感想はこちら!