話題の仮想通貨!
みなさん持ってますか?
手に入れ方は
いろいろありまして
簡単なのは
仮想通貨取引所で買う方法。
そんな中で
マイニングして
手に入れるという方法も
あるのです。
しかし
マイニングってなに( ;∀;)?
今日は
そんなあなたのために!
マイニングが何なのか
わかりやすく解説してきます!
1.マイニングとは(ざっくり版)
マイニングとは
超簡単に言うと確かめ算です。
ビットコインの場合
10分ごとに生成される
取引内容の集まったもの=ブロックを
内容がちゃんと合ってるかどうか
確認していく作業。
そしてその作業を
1番最初に終えた人には
報酬として
1ビットコインがもらえる。
ざっくりいうと
これがマイニングです。
他の通貨の場合でも
大差はないです。
基本的にやってることは
取引内容が合ってるかどうか
確かめ算をしているだけです。
ビットコインもそうですが
基本的に仮想通貨には
真ん中がありません。
つまり誰かが管理して
運営しているわけではありません。
取引に参加している有志が
それぞれ管理し運営しています。
分散型通貨ということです。
なので
取引内容が合ってるかどうかも
その有志たちで確認することになります。
しかし
この確認作業が超大変なんです。
そりゃあそうですよね。
世界中で使われている
ビットコインの取引内容が
ちゃんと合ってるかどうか
確認していくわけですから。
簡単にはできません。
今ではスパコン並みの
スペックのパソコンがないと
確認できなくなってしまいました。
有志の人たちはそれを用意し
さらにそのパソコンを動かす
電気代まで負担してくれているわけです。
そこまでしないと確認できません。
もしこれが報酬なしだったら
誰がそんな作業やりますか?
報酬がなければ
誰もそんな
ハイスペックのパソコンを用意して
動かす電気代まで負担して
確認作業をやってやろうなんて思いません。
報酬があるから
有志の人たちは確認作業を
やってくれるのです。
ちなみに
この有志の人たちのことを
マイナーといいます。
マイナーの人たちが
確かめ算をして報酬をもらう。
これがマイニングです。
2.マイニングとは(難しい版)
取引内容の確かめ算をして
報酬をもらうこと。
これがマイニングです。
とさっきは書きました。
それじゃザックリすぎるよ('Д')!
という人のために
もう少し詳しく説明しましょう。
まず確かめてる取引記録のことを
トランザクションといいます。
このトランザクション(取引記録)は
具体的にはこんな感じで表記します。
「〇さんから〇さんへ〇ビットコイン移動する。」
「送金」も「支払い」も「引き出し」も
結局はすべてどこかから
どこかへのビットコインの
「移動」なのでこう表記しています。
そんでこのトランザクション(取引記録)は
全部ハッシュ関数というもので
暗号化してあります。
このハッシュ関数が非常に優秀なものでして
一度変換したものは戻せません。
どういうことかというと、
例えば!
「AさんからBさんへ1ビットコイン移動する。」
というトランザクション(取引記録)があったとします。
これをハッシュ関数にかけると・・・
「senrkj325niuhvoajsdfamglahweoiruht9u23904urtj23judfshweryw452346」
このような64ケタの文字列として変換されます。
(上の数字は僕が適当に作っただけですけどね。)
ちなみにハッシュ関数にかけて変換されて出てきた
文字列のことをハッシュ値といいます。
この文字列(ハッシュ値)から元の
「AさんからBさんへ1ビットコイン移動する。」
に戻すことはできないということです。
こうすることで
後からトランザクション(取引記録)を
修正するという不正を防いでいるわけです。
一度、ハッシュ関数にかけると
もう戻せませんからね。
不正防止にはうってつけというわけです。
そして
このトランザクションの詰まったものを
ブロックといい、
それを繋げたものがブロックチェーンです。
1つ1つのトランザクションは
ハッシュ関数によって
ハッシュ値に変換されて
ブロックに入っています。
さらにいうと
このブロック自体も
ハッシュ関数によって
ハッシュ値に変換されているのです。
そして
新たにブロックを追加する時は
「直前のブロックのハッシュ値
+今回のブロックに含まれる全取引データ
+任意の文字列(ノンス値)」
を同様に64ケタのハッシュ値に
置き換えたうえで
その最初の16、ないし17ケタが
すべて0になるようなノンス値を
見つけなければならないと決まっています。
このノンス値というのは
自由に決めることができます。
そして
マイニングとは
このノンス値をいじって
出てきた最終的なハッシュ値の
頭の16ケタが0になるように
繰り返し計算していく作業ということです。
つまりは
ノンス値を見つける競争ということですね。
このノンス値には
何の意味もありません。
ただ出てきた
ハッシュ値の頭の16ケタが0になるように
計算を繰り返していくだけです。
これでなぜスパコン並みの
スペックが必要がわかっていただけたでしょうか。
膨大な数字の中から
ただ出てくるハッシュ値の頭の
16ケタが0になるノンス値を探す。
何千、何億通りと試して
いかなければ
絶対に正解にはたどりつけません。
これがマイニングです。
そんでこの競争で
見事1番にノンス値を発見した人には
報酬として1ビットコインが
支払われるわけです。
敗れた人は
確かにその数値が正しい数値かを
確かめます。
数値を見つけるまでは
難しいですが
見つけてしまえば
それが合ってるかどうかを
確かめるのは簡単なのです。
そして
6人が承認したところで
それが正式なブロックとして
認められ、ブロックチェーンの最後尾に
追加されます。
3.まとめ
まとめると・・・
マイニングとは
ノンス値の見つけあいである!
となります。
ひたすら
ノンス値を見つけるだけの作業
そして1位になれば
報酬がもらえる作業。
それがマイニング。
もしさらに詳しく知りたかったから
こちらの本がオススメです!
超わかりやすく
仮想通貨についての解説が書いてあります。
もうビットコインのマイニングは
一般人では手が出せません。
企業でなければ無理です。
でも
ビットコインじゃない
他の仮想通貨であれば
まだまだ僕らでも
マイニングできる余地は
残っているみたいですよ。
それでも
機材をそろえるのに
10万円くらいかかるみたいですけどね。
んー、お高い。