2週間で10キロやせたッ!

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STEINS;GATE 0(シュタインズ・ゲート0)22話感想!制御コードの意味とは!!

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※ネタバレを含みますのでまだ本編を見てない人はAmazonプライム・ビデオで最新話を見てから戻ってきてください。

 

 

高低差激しすぎて耳キーンってなるわ!!

バカコアラ(@bakakoara1)です。

 

今週のSTEINS;GATE 0は高低差激しすぎでしょう。

 

笑わせといてからのあのエンディング!!

 

あれは泣いてまうやろ!

 

最初から振り返っていきましょー!

 

 

 

1.3000回タイムリープしてあきらめるとかないわ

なにを弱気になっとんねん。

 

3000回タイムリープしてきて、今更、弱気になっても仕方ないだろ。

 

3000回タイムリープとか常人のやることじゃない。

 

ここは真帆の言う通りですね。

 

3000回タイムリープして、未来も実際に見て、それであきらめるとかありえません。

 

結果、立ち直り、また鳳凰院凶真として復活したのでよしとしましょう。

 

2.約束された勝利のポーズ!

エクス、カリバァァー( ゚Д゚)!!

 

って感じのお約束のポーズ!

 

この辺で完全に今回は閑話休題、先週が激しすぎたので、ちょっとお休み回かと思いました。

 

ティーナ言うな!」とか「ワロスワロス」とか。

懐かしなあと思ってたら、後半どんどん違う方向へ。

 

まあ物語も佳境ですからね。

 

こんなところで1回まるまるお笑い回やってられないですよね。

 

3.7,8,9話の伏線回収

さて、7,8,9話辺りのアマデウスの乗っ取りに関して、伏線回収されました。

 

あれはロシアの仕業だったわけですね。

 

ロシアはおそらく中鉢博士の論文とアマデウスの記憶、思考回路から、電話レンジ(仮)のようなものを完成させ、Dメールを送ったのでしょう。

 

そしてその送ったDメールをセルンが補足したから、またオカリンはまゆりが死に、セルンによってディストピアにされる世界、α世界線へと移動した。

 

と、こういうことでしょうか。

 

ただ、こう仮定するとロシアが送ったDメールを消去していないのに、オカリンがβ世界線へ帰ってきたことになります。

 

なので、Dメールではないかもしれないですね。

 

他の何か違う方法でタイムマシン実験を行っていたのかもしれません。

 

原作ゲームの考察などをチラ見するとどうやらロシアはソ連が崩壊しなかった世界を作りたかったみたいですね。

 

原作ゲームではソ連が崩壊せずに続いている世界線というのがあるようです。

 

とにかくそんなこんなで7,8,9話辺りではロシア陣営が派手に動いていたために、レスキネン教授もその対処に追われ、研究所から姿を消していたのでしょう。

 

7話でかがりを狙った襲撃があったのも、この辺の動きに焦ったダーパがかがり確保に向けて動いたのかもしれません。

 

7話で「ラボを襲撃したレザースーツ」と11話で「真帆を人質にしようとして紅莉栖のPCを奪おうとしたレザースーツ」はダーパのジュディ・レイエスで間違いないでしょう。

 

その後、ロシアのワゴンが登場し、PCは破壊されたって流れですね。

 

4.前作22話の再現

オカリンとアマデウスの夜のアキバでのやりとり。

 

前作22話の別れのシーンを彷彿とさせますね。

 

自分が消えてしまうとしても、それでもオカリンの背中を押す紅莉栖。

 

アマデウスだろうと、オリジナルだろうと、どちらの紅莉栖も同じ行動をとっているということは、もうアマデウスはただのAIやプログラムなんかではないでしょう。

 

だからこそ、オカリンも考えて、悩んでいたんですよね。

 

最後、オカリンはアマデウスとキスしたんでしょうか。

 

野暮なんで考えないでおきましょう。

 

あ、そういえばまたまゆしぃが公園にいましたが、今回はまゆしぃと話さなかったんですかね。

 

話しても話さなくてもまゆしぃはタイムマシンに乗ろうとするでしょうし、どちらでも変わらない気はしますが、描写がなかったってことは今回はスルーしたんでしょうかね。

 

5.いったい何回、紅莉栖を殺せばいいでしょう

もうアマデウスはAIじゃないです。

 

あれはどう考えても紅莉栖ですよ。

 

いったいオカリンは何回、紅莉栖を殺せばいいんでしょうね。

 

大好きで大切な人の存在をこの世から消し去るって3000回のタイムリープよりツラいでしょう。

 

それをいったい彼は何回繰り返せばいいんでしょう。

 

切なすぎます。

 

真帆もあれだけ、アマデウスはプログラムにすぎないって言ってたのに、最期はアマデウスではなく、「紅莉栖」と呼んでいましたし。

 

そりゃあ号泣するでしょう。

 

真帆に至っては、アマデウスの存在すら覚えていられないんですから。

 

オリジナル紅莉栖が亡くなった時も助けてあげられなくて、形見のPCも守れなくて、アマデウスすら消さなくちゃならない、そしてその存在も覚えていられない。

 

これは号泣しますって。

 

最期の紅莉栖の笑顔も半端なく切なかったですね。

 

というか、ここのやりとり全て切なかったです。

 

あれでAIとかありえない。

どう考えても紅莉栖。

 

アマデウス紅莉栖が泣いていないのは涙の表現がなかったからでしょうか。

 

それともわざと泣かないようにして、オカリンや真帆を勇気づけていたのでしょうか。

 

最期の渾身の笑顔を見るに、泣かないようにしていたのかもしれませんね。

 

6.制御コードの意味

そして、そんな感動的なシーンにもかかわらず、僕が気になったのは真帆が口にしたアマデウスの制御コード。

 

「デア・アルテ・ヴュルフェルト・ニヒト」

 

ドイツ語っぽいこの言葉。

 

「これはきっと何か意味のある言葉に違いない(`・ω・´)キリ!」というとこから調べてわかったのが、これ。

 

神はサイコロを振らない

 

ドイツ語で書くとこう。

「Der Alte würfelt nicht.」

 

有名な物理学者アインシュタインの言葉です。

 

くわしい意味は量子力学に関わるものだそうで、ちょっとややこしいのですが、簡単に言うと、「全く同じ条件で実験をすれば、結果は必ず同じになる。同じにならないとすればそれは私たちがまだ知らない変数が隠れているからだ」という感じ。

 

その昔、とある実験において、全く同じ条件で実験をしたのに、結果が変わってしまうということがあったそう。

それを突き詰めていくと、

「何%の確率でAになる」

「何%の確率でBになる」

って感じで、確率によって答えが変わるということがわかったそうな。

 

そして「結果がAになるかBになるかは僕らが観測した時に決定されているんだ!」という説を唱える人たちが現れたそうです。

 

その人たちに対して、アインシュタイン

「何をいうとんねん。そんなわけわからんわけないやろ。同じ条件で実験したら結果は必ず同じや。違うとしたらまだわしらが知らん法則とか数値があるんや。神様がサイコロ振って結果決めるみたいなことするかい!」

と言ったそうです。

 

間違いなく関西弁ではないと思います。

 

まあそれは置いといて、つまり全ての原因と結果は必ず同じになる。

確率によって変わるなんてありえないってことでしょうかね。

 

正直、僕にもよくわかりません。

 

わかりませんが、STEINS;GATE 0を見返してみると、16話で真帆とオカリンが言い合いをするシーンで真帆が

 

「私からすれば世界の摂理っていうのは数式。世界を構築している数式にすぎない。解が導けない道理はない。人が意思を持ち、知恵を使い、選択し、行動する。それが世界を作っていく。決して簡単なことではないけれど、その目的と結果を丹念に調べていけば、そこに解はきっとある。」

 

と言っていました。

 

これこそが神はサイコロを振らないの意味だと思います。

 

数式である以上、解は必ずある。

答えが違うということは見落としがあるはず。

それがわかるまで何億回だって繰り返し挑戦する。

 

真帆という人物を象徴する言葉ということですね。

 

実際、今回もロシアをどうするかのところで、

「こういうのはまず何が原因となっているのか、なぜその行動をするのか、その因果関係を洗ってみることが重要よ」

と言っていました。

 

原因をまず突き止めて、解を求める。

 

実に科学者らしい発想ですね。

 

真帆という人間を動かしている基本原理が神はサイコロを振らない

 

そんな自分を象徴する言葉だからアマデウスの制御コードという大事なコードに採用したのでしょう。

 

単に好きな言葉ってだけかもしれないですけどね。

 

7.ダイバージェンスの値「1.123581」

ラストのダイバージェンスの値は「1.123581%」になっていましたね。

 

少なくとも0%台のα世界線ではないわけです。

 

しかし目指すシュタインズ・ゲート世界線「1.048596%」

 

まだ0.08%ずれています。

 

たしかオカリンたちが今いる世界線の数値が「1.097302%」

 

これは8話ラストでα世界線から戻ってきた時に表示された値です。

 

ここから2036年に行ったり、3000回のタイムリープで戻ってきたりしているので、もしかするとまた少しずれているかもしれません。

 

それでもまだちょっと遠いことには変わりないでしょう。

 

こっからどう近づけていくのか。

 

いや、それはもう大体前作でわかってるんですけど、どういう流れで、あのムービーメールのオカリンにたどり着くのか、楽しみです!

   

8.あと気になる伏線

どうやら来週が最終回のようなのですが、僕が気になってる伏線がまだちょっとだけあるんですよね。

 

それは4話冒頭の練馬駐屯地へ向かうシーンとそのあとの軍人っぽい人との会話、そしてオカリンの自宅かどこかのふとんで目覚めるオカリン。

 

このシーンが未だに謎なんですよね。

 

そのあとのホテルでのシーンでアマデウスにかけ直してくれたじゃないって言われたけど、オカリンが覚えてないとことか。

 

ここのリーディングシュタイナーのところがまだよくわかりません。

 

たぶん回収されないはず。

 

それともここは原作ゲームやってないとわからないとこなんですかね。

 

最終回で回収されるのか。

 

ちょい期待です。

 

あ、あとダルのムービーメールで言ってた「オペレーションアークライト」も結局、まだわかってないですね。

 

これはさすがに来週わかるでしょう。

 

9.まとめ

さて、高低差で耳キーンとなる22話でしたが、次回はいよいよ最終回!!

 

あきらめてしまった世界線にどんな決着をつけるのか。

 

どうやってビデオメールのオカリンへとつながっていくのか。

 

めちゃ気になります。

 

また泣けるラストになっているんでしょうかね。

 

ティッシュ片手に待機します(>_<)。

 

21話の感想はこちら!

STEINS;GATE 0(シュタインズ・ゲート0)21話感想!内容濃すぎぃぃぃ!!